日本経営管理教育協会が見る中国 第591回 ――三好康司

 ラグビー・ワールドカップ2019が盛り上がっている。先日は、惜しくも日本代表が強豪、南アフリカ共和国(以下、南アフリカ)代表に敗れた。いい試合であった、と思いながら、南アフリカについてほとんど知らない自分に気がついた。今日は、南アフリカについて少し調べてみた。

1.南アフリカで知っていること

 子供の頃、社会の授業で南アフリカについて習ったことと言えば「アパルトヘイト政策」であった。白人と非白人(黒人、アジア系住民、カラードと呼ばれる混血民)の人種隔離政策であったと記憶する。外務省HPでは、アパルトヘイト政策は1994年に完全撤廃され、その後、ネルソン・マンデラ氏が大統領に選出されたとのことである。現在の人口は5,778万人、首都はプレトリア、言語は英語,アフリカーンス語,バンツー諸語(ズールー語,ソト語ほか)の合計11が公用語、残念ながら南アフリカについて知っている情報はあまりに少ない。

2.南アフリカ国旗の由来

 ラグビー・ワールドカップ2019で見た南アフリカの国旗は、非常に色鮮やかであった。色は6色使われている。赤・青・緑・黄・黒・白である。人種差別主義からの決別を明確にするために、1994年に制定されたとのこと。

 制定時に、特に色には意味付けはなかったようだが、今では、赤は過去の対立で流された血、青は空と二つの海、緑は農場と自然、黄は南アフリカで産出される天然資源、黒は南アフリカの黒人、白は南アフリカの白人と平和、を示していると言われている。

3.南アフリカとマイケル・ジャクソン

 話は変わるが、マイケル・ジャクソンが亡くなった時、ネルソン・マンデラが次のコメントを出している。

 「マイケルの余りにも早い死を本当に残念に思います。彼は定期的に南アフリカを訪れ、ライブを披露してくれるようになり、我々は親しくなり、彼は家族同然の存在になりました。私は彼の素晴らしい才能、人生における様々な悲劇を乗り越えてきた彼を心から尊敬しています」

 マイケル・ジャクソンとネルソン・マンデラの間で交流があったことも、全く知らなかった。

 私は、前職で貿易業務に従事していたため、海外には数多く出張した。しかし、アフリカ大陸と南アメリカ大陸については訪問経験がない。そのような中、今回ラグビー・ワールドカップ2019をテレビ観戦したことで、南アフリカについて考えるきっかけが出来た。これからも世界各国に興味を持ち、仕事を行っていきたいと思う。(写真は、南アフリカ国旗。提供:日本経営管理教育協会)