中国高速鉄道には「高姐(ガオジエ)」と呼ばれる女性の乗務員が乗車している。「高姐」は統一された制服を着用していて、容姿の整った人が多いことから中国では「憧れの職業」と見なされることも多いようだ。中国メディアの今日頭条は26日、「高姐」たちの給与について考察する記事を掲載した。

 記事は、「高姐」は華やかで憧れの職業と見なされていることを紹介しつつ、高速鉄道の乗務員の給与はそもそも「勤務地」によって大きく変わると紹介。中国の首都である北京市が勤務地であれば、「給与が高くなるのは必然」であるとし、地方都市が勤務地であれば北京市の水準より下がるのは「中国ではごく当たり前」だと論じた。

 続けて、乗務員として勤務する場合は、乗車する高速鉄道の「目的地までの距離」も給与に影響すると紹介。中国の高速鉄道網は世界最長を誇り、もっとも遠い目的地までは十数時間もかかる場合があり、往復での勤務となれば2日間ほど乗車することになると伝え、こうした勤務時間の長短によっても給与は変わってくると指摘した。

 中国では「高姐」の給与は公にはなっていないようだが、「ある高姐が明かしたところによれば、月5000ー6000元(約7万7000円ー9万2000円)ほど」らしいと紹介。「中国であれば、この給与水準はまあまあの待遇」であると指摘する一方、家族と一緒にいられない時間が多いのは「高姐という職業のネックだ」と論じた。

 「高姐」の給与は中国人ネットユーザーたちにとっても大きな関心の的だったようで、記事には「月給の他にボーナスや各種手当ももらっているだろう」、「中国人の多くは高姐よりハードな仕事なのに、高姐より給与は少ないのが現実」といった声が寄せられていた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)