近年、多くの中国人旅行客が日本を訪れるようになり、年間1000万人の中国人が日本を訪れるようになるのも遠い将来の話ではないだろう。また、旅行客だけではなく、留学や仕事を理由に日本に移り住む中国人も増加しているが、長期間にわたって日本で生活する際には「理解しておくべき日本の文化や習慣」もあるようだ。

 中国メディアの捜狐はこのほど、日本の「お辞儀」の文化を紹介する記事を掲載し、日本で暮らすことを考えているのであれば、「人間関係を円滑にするために、お辞儀の文化について理解しておく必要がある」と伝えた。

 記事はまず、日本人と言えば「お辞儀」を連想する中国人は少なくないと紹介。実際、中国のテレビドラマに日本人が登場する場合は、「必ずお辞儀をしている」ことを紹介しつつ、日本では「鹿ですらお辞儀をする」と奈良公園の鹿を紹介した。

 続けて、日本人が使うお辞儀には「種類」があると伝え、「ただ単に頭を下げれば良いというものではない」と強調。たとえば日常生活の挨拶で使用するお辞儀は、軽く頭を下げるもので「会釈」と呼ばれると紹介。また、大切な客をもてなしたり、謝意を表明する際に用いられるお辞儀は頭を深く下げるもので「敬礼」と呼ばれ、さらに正式な場所で用いられるお辞儀は「最敬礼」と呼ばれると紹介した。

 さらに、お辞儀を行う際には、歩いている途中でも一旦立ち止まる必要があったり、頭をさげると同時に目線も外し、相手を見ながら頭をさげるのはマナー違反であること、他にも姿勢に気をつける必要があることなど、お辞儀には注意点が多々あることを紹介した。結論として記事は、日本に長期間滞在することを考えているのであれば、「日本人との人間関係を円滑にするために、お辞儀を理解しておく必要がある」と強調した。

 中国では日本のように細かいことを気にする人は少数派で、お辞儀をする習慣もない。日本を訪れて長期間生活するのであれば、日常で何度もすることになるお辞儀の文化について理解しておくことは大切かもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)