日本では「時間厳守」は何事においても最低限のマナーとされている。しかし、日中では時間に対する概念において相違が見られるため、取引をするうえで戸惑いを感じる中国人は少なくないようだ。中国メディアの今日頭条は22日、中国人からすると「日本人の時間に対する概念は厳格すぎる」と驚きを示す記事を掲載した。

 記事は、日本人の持つ時間の概念は世界でも厳しいことで知られており、日本人にとって時間を守ることは「重要な礼儀の1つ」だと指摘。そして、こうした概念は「相手の時間を尊重していることを示すと同時に、日本人は自分の時間も細かく管理している」と紹介した。

 続けて、日本人と中国人の間では時間厳守の概念に相違があると主張。たとえば、日本で社会人の常識または礼儀とされる時間厳守について、「時間ぴったりに現地に着くことは既に遅刻していることとされる場合がある」とその違いを伝えた。相手を待たせることは非常に失礼な行為であるゆえ、日本人は一般的に約束の時間の5-10分前に着くように行動すると説明した。

 また、これらは仕事上の約束に限らず、「日本では知人を訪ねる時や病院の診察、コンサートや理美容室に至るまで、事前に予約をする」と紹介し、突然の訪問は避けるべき行為とされているためだと紹介。日本人の時間に対する考え方は中国人からすれば「厳格すぎる」と伝えた。

 中国では日本と比較すると「約束」は目安程度に捉えられることが多く、互いに相手の事情に配慮して柔軟に対応しているように感じられる。記事が指摘するように、決められたダイヤどおりに運行する日本の各交通機関や、数週間先まで予定が詰まったスケジュールにしたがって日本人が生活していることからも分かるとおり、日本と中国では時間の概念が大きく異なっていると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)