経済発展が続く中国だが、都市部においては「生活リズムが速くなりすぎて、ストレスがたまる」と嘆く人は少なくない。それでも中国人から見ると「日本人は時間を厳密に守っているため、一分一秒に追われる生活をしている」ように感じられるという。

 中国メディア今日頭条は16日、時間を守ることを大切にしている日本人の考え方は「鉄道の普及によって培われたものではないか」と主張する記事を掲載した。

 記事は、日本では10月14日が「鉄道の日」とされていると紹介し、その由来は1872年に東京の新橋と神奈川県の横浜を結ぶ鉄道が初めて開通した日が10月14日だったことにあると説明。そして、その後の日本では鉄道が大きな発展を遂げ、「世界で最も密集しつつも、最も安全に運行している」という名誉を得るまでになったと論じた。

 このように、日本の鉄道の歴史は古く、現在に至るまで日々発展を遂げてきたと紹介する一方、その普及の過程で「日本人が厳密に時間を守る概念に大きな影響を与えてきたのが鉄道なのではないか」と独自の主張を展開した。

 続けて、日本の鉄道の歴史を紹介するなかで、明治政府によって太陰暦が廃止され、西洋諸国に合わせて太陽暦が採用されるとともに、日の出と日没を基準とする「不定時法」から、1日を24時間とする定時法へと切り替えらたと指摘。そして、鉄道の時刻表も定時法に則って運行するダイヤが組まれ、路線の拡大と鉄道の普及に伴って時間が厳粛に守られるようになり、「日本人が厳密に時間を守る概念」が培われたのではないかと解説した。

 日本では時おり、電車や新幹線の運行が数秒ほど遅れたことに対して公式な謝罪が行われるが、こうしたニュースは中国人に大きな衝撃を与えている。記事は、日本人の時間厳守に対する感覚は、「列車の普及に伴って日本人の間で培われたのではないか」と独自の考えを展開している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)