中国メディア・今日頭条は17日、「もしこんな高齢者介護施設があったら、老後に何の恐れもない」として、日本に存在する利用者の「生きがい」を大いに引き出すユニークな高齢者介護施設を紹介する記事を掲載した。

 記事は、高齢者介護施設というと「死を待つ収容所のようで、スタッフも冷たい」というイメージがあるため、多くの人が行きたがらないと紹介。自分の親を施設に送り込むのは、親不孝の表れと考える人さえいるとした。

 そのうえで、日本にはまるでテーマパークのようで、お年寄りがみんな行きたがる介護施設が存在すると伝え、この施設では通常の飲食、リハビリの他に天然温泉、カラオケ、各種講座、さらにはカジノと、250を超える娯楽活動が用意されているのだと説明している。

 また、利用者が楽しく参加できるイベントやアトラクションが多いほかに、スタッフたちのホスピタリティも高く、利用者のお年寄りはとても幸せな移管を過ごしていると伝えた。

 さらに、この施設の大きな特徴として、内部で使える独自の通貨を発行していることに言及。リハビリに参加する、スタッフに協力する、自分の身の回りのことをするといった行動により貯めることができ、貯めた通貨はおやつを買ったり、外出の許可を得たりと自由に使えるほか、施設内に設けられたカジノで遊ぶこともできると紹介した。

 記事は、実際に施設を体験したお年寄りが「自由な雰囲気がとてもいい」との感想を残したことを伝えたうえで「このような、お年寄りの根本的な心の欲求から出発することこそ、真の良心を持つ介護施設と言える。このような施設があったら、老後に何の憂いがあるだろうか」と結んでいる。

 特に目的もなく無味乾燥な毎日を過ごすよりは、何かをすることで対価が得られたり、目標を立てて実現に向けて取り組んだりできる生活の方が、生きがいは大きい。中国も日本同様にこれからさらに高齢化が進んでいく。お年寄りたちにどれだけ生きがいを感じて生活してもらえるかが、本人にとっても、そして社会にとっても大きな意味を持つことになりそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)