留学や仕事など、日本で生活する中国人が多くなっている中、「日本のお年寄りとどう接したらいいのか」と考える中国人もいるようだ。中国メディアの日本私塾大輝教育はその方法を親切に説明している。

 そもそもこうした記事が書かれるのは、中国人たちが日本で生活する中でお年寄りが多いことに驚くからだろう。記事は、日本は65歳以上の高齢者人口が27.7%と紹介し、4人に1人が高齢者と驚いている。この点、現在高齢者率が12%程度の中国から見れば、確かに高齢者の多さは、日本で新鮮と感じることの一つと言えるかもしれない。日本の高齢者の優しさや親切さに触れて「もっと日本のお年寄りと話したい」と考えるようだ。

 記事は道に迷っている外国人を積極的に助けたり、外国人に関連したボランティアに積極的に取り組んだりと、外交的で話しやすいお年寄を紹介し、「そうしたお年寄りとの交流を通じ、日本で多くの友達ができる可能性がある」とコメントしている。

 では、「どうやって日本人のお年寄りと友達になれるのか」という質問については、「ホームステイを受け入れている家庭に泊まって、日本の生活を体験してみてはどうか」とアドバイスしている。つまり、「外国人に対し門戸を開いている家庭に行ってみて、友達になってみよう」と言っているのだ。

 一方、「あまり外国人や顔見知りではない人と積極的に話したくないお年寄りもいるため、そうした高齢者を尊重してほしい」と注意も忘れていない。

 「お年寄りと仲良くしたい」という発想自体に驚かされるが、中国の多くの若者たちにとっては、祖父母と同居していたり、祖父母の家に預けられて育った若者たちも少なくないため、日本の高齢者にある種のなつかしさを感じるのかもしれない。

 日本では、自分の殻に閉じこもり、自分の文化の外に出ようとしない若者や中高年が増えている。中国では、異文化と積極的に接することで何かを学ぼうとし、いろいろな年齢層の人と友達になりたいと考えるようだ。その外向性には学ばされる面がある。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)