台風19号は関東や東北地方を中心に甚大な被害を引き起こした。堤防の決壊は47河川66カ所に達し、多くの家屋が浸水した。中国メディアの今日頭条は14日、今回の台風の被害は甚大だが、元々きれいな日本は「台風に遭っても汚くならない」とする記事を掲載した。

 このたび日本を襲った大型台風は、中国でも大きく報じられ関心を集めている。被害の大きさも報道されているが、記事によると「一部のネットユーザーは明るい話題に関心を向ける人もいる」という。

 あるネットユーザーは、マレーシアの台風後と日本の台風19号通過後の写真を比較し、「違いがはっきりしすぎて驚く」と伝えている。なにが違うかというと、それは主に「水の色」と「水にごみが浮いているかどうか」だ。写真を掲載しているが、どちらもかなりの高さまで浸水しているのに、マレーシアの方は茶色の泥水であるのに対し、日本の方はそこまで茶色く濁っておらず比較的きれいな水だ。記事では、「これは道路の違いではないか」と推測している。日本の道路はどこも舗装されているが、マレーシアの場合土が見えるところが多いからだ。ごみに関しては、日本では道路にごみが全く落ちていないことは中国でも良く知られている。

 中国でも各地で洪水などの水害が頻発しているが、やはり水は泥水のように濁っているケースばかりだ。そもそも中国の川は一般に汚染のため濁っており、異臭もするので洪水になった場合は衛生面でもかなり不安だろう。

 記事によると、中国では台風後の日本について、普段からきれいなので洪水の水も汚染されていないと称賛する人が多いという。ある人は、「マレーシアが日本のような生活ができる国になるには長い時間がかかるのではないか」という人もいたというが、それは中国でも同じようなものだろう。

 日本は、災害にあっても「きれいな国」であることが注目されているようだ。とはいえ、被災した地域の復興には時間がかかり、被災した人たちには大変な苦労となるだろう。一刻も早く日常を取り戻せることを願いたい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)