中国では1日、建国70周年を記念して大規模な軍事パレードが行われ、最新の兵器などが披露された。中国の偉大な過去と明るい未来をテーマに10万人が行進する大規模な市民パレードも行われたという。

 世界に中国の軍事力を誇示し、愛国心を高めるかのような記念式典だったが、日本ではどのように建国を祝うのだろうか。中国メディアの今日頭条は6日、日本の建国記念の日について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、中国の建国記念日に安倍首相も中国に祝賀メッセージを送ったと紹介し、日本が中国の建国記念日を重視していることを伝えた。では、日本にとっても、建国記念日はそれほど重要なのだろうか。

 日本人にとっての建国記念日は、中国ほどの重みはないと言えるかもしれない。そもそも、日本の場合「建国記念日」ではなく「建国記念の日」であり、日本が建国された日を祝うという意味合いになっている。記事は、そもそも日本の建国日は不明だと紹介。2月11日の建国記念の日は、古事記に基づき初代天皇とされる神武天皇が即位したと言われる日がもとになっていると指摘した。

 とはいえ、この日は全国各地で式典や講演会が開かれると紹介。また、都内ではパレードが行われ、学生によるブラスバンド、みこしも見ることができ、マーチングバンドのコンテストもあるが、軍事パレードは行われないことを指摘。それでも「一見の価値がある」のでそれに合わせて訪日するのも良い旅行になるはずだと勧めた。

 日本の建国記念の日は、中国のそれとは意味合いも内容もかなり違うが、少なくとも今年の中国の国慶節と比べると極めて質素と言えるだろう。また、海外からの観光客にとっては日本の歴史や文化を知るうえでも良い機会になるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)