日本以上の学歴社会となっている中国では、多くの保護者が子どもの教育を重視している。子どもの能力を最大限に伸ばすため、様々な習い事をさせたり、少しでもレベルの高い幼稚園に通わせようとするが、その費用は決して安いものではない。

 日本では2019年10月から幼児教育・保育の無償化が始まったが、そこでどのような教育が行われているのか、多くの中国人が感心を持つという。中国メディアの今日頭条は2日、日本の幼稚園の1日を紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本では親が子どもを幼稚園へ送り迎えする場合には、電動アシスト機能が付いた自転車が多く用いられていると紹介。一方、中国では電動バイクが人々の生活の足として利用されていて、子どもの送り迎えにも用いられることが一般的だ。

 次に、日本では幼稚園を含め室内に入る際には靴を履きかえることが多く、それゆえ室内は非常に清潔な状態が保たれていると伝えた。中国では土足のまま室内に入ることが多いため、日中で異なった習慣となっている。また、各施設の設計や特徴は異なっていると伝えつつ、子ども達の背丈に合った「ミニサイズ」の設計になっていると論じた。

 さらに、幼稚園で昼食も提供されるが、子どもの年齢に応じて自分達で準備や片付けを行うことによって「責任感」を養っていることや、クラスの全員の食事が準備し終わるまで待つことによって「協調性」を学んでいると強調し、「日本人の人生は団体行動や強調性を学ぶことから始まるのだ」と伝えた。

 学歴社会である中国でも多くの子ども達が幼稚園に通い、幼い時からより良い大学に入学するためのスタートを切る。だが、社会生活で役立つ教育を受けられないことが多く、わがままで自分1人では何もできない大人に成長する人が多いと問題視されている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)