日本には世界に誇る「弁当文化」があり、学生や会社員などは日常的に弁当を食べているほか、旅行中には電車に乗りながら駅弁を食べる楽しみ方もある。中国メディアの快資訊は3日、日本の弁当文化に関する記事を掲載した。日本の超高級弁当を紹介し、中国人の想像力では「絶対に生み出せない弁当だ」とため息交じりに伝えている。

 中国の一般的な弁当は、日本の弁当とはかなり異なっていると言えるだろう。記事は、中国では普通「白米に野菜のおかず2品に肉が1品、少し良い弁当だとそこにスープが付く」程度だと紹介、見た目にもシンプルな弁当になっている。

 一方、日本の弁当には「非常に高級なものもある」と紹介。中国人の何カ月分の給料もするほどの高級弁当もあると紹介しているが、これはさすがに誇張しすぎだ。どうやら、「世界で最も高額な弁当」としてギネス認定された「鳥取和牛まるごと独り占め箱~ギガ盛り~」のことを紹介しているようだ。これは、希少とされる鳥取和牛の10部位すべてをひとつの弁当箱のなかで味わえる、お値段なんと29万2929円という超豪華和牛弁当だ。

 記事は、この値段にはそれだけの理由があると紹介。木で作られた弁当箱は、それぞれの部位に分けて入れられるように仕切ってあり、洗って再利用できて、環境保護になっていると感心している。この弁当箱は、木工職人が1つずつ手作りした特注品で、牛の形に彫り加工がしてあるだけでなく、肉の部位が視覚で分かるように、部位ごとに区分けしてあるこだわりぶりだ。2017年に肉質日本一に選ばれた鳥取和牛が惜しげもなく4.5キロも詰め込まれている。

 記事の中国人筆者が、「日本の高級弁当を見てから中国の弁当を見ると『想像力の限界』を感じてしまう」というのも無理はない。この弁当はギネス認定されたほどだが、そこまでではないとしても、日本の弁当は全体的にどれも手が込んでいると言えるだろう。記事は、「おかずの種類も食材も多く、いろどりも美しく栄養バランスも取れている」と絶賛、「だから弁当の文化がこれほど発展したのだ」と伝えた。

 中国でも弁当はあるものの、中華料理が油を多く使うためか、コメが違うためか、冷めると味が落ちてしまい、日本のように冷めてもおいしい弁当はほとんどない。中国でも高く評価される日本の弁当は、中国で販売したらきっと人気になるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)