中国メディア・東方網は3日、中国のIT・家電大手シャオミ(小米)の3製品が、日本のグッドデザイン賞の中でも特に優れた製品が選ばれる「グッドデザイン・ベスト100」に入選したと報じた。

 記事は同賞について、1957年創設のアジアで最も権威あるデザイン賞であるとともに、世界4大デザイン賞の1つだと説明。受賞者に与えられる「G」を象ったロゴマークは優良なデザインを保証するものとして、広く認知されているとした。

 そのうえで、今年の「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれたシャオミの3製品について紹介。まず、乾燥機つき洗濯機が選ばれたとし、「コンパクトな内部構造とミニマルな外観」で10キロの洗濯と7キロの乾燥機能を実現したうえで、スマートフォンでの遠隔操作も実現したという審査委員の評価を伝えた。

 次は、スマートフォンで家の中のあらゆる家電製品を操作できる「スマートホームコントロール・プラットフォーム」である。これについては、視覚的に明瞭なデザインでユーザーに優しく、人びとの暮らしに大いに利便性をもたらしたことことなどが評価されたと紹介している。

 そして最後に挙げたのは、主役の製品ではなく、主役をしっかりと守る役目を果たす「紙箱」だ。わずか1枚の紙を綿密なデザインによって3次元の形状に変え、さまざまな形の製品を包装するケースとして活用することで、資源消費やコストの大幅カットを実現し、かつリサイクルも可能であるというエコロジー面が高く評価されたとした。

 シャオミの製品は5年前にスマートフォンとTVボックスでグッドデザイン賞を獲得してから、毎年IT製品、家電製品で同賞に選ばれ続けている。今年は紹介された3製品が「ベスト100」に選ばれたほかにも、ワイヤレス充電器、プロジェクター、煙探知機など15製品が同賞を獲得している。

 これまで「パクリ大国」との誹りを受けてきた中国の製造業だが、着実にオリジナリティの追求、新たなアイデアの創出が進んでいることがうかがえる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)