中国メディア・東方網は2日、日本の軽自動車から中国の自動車メーカーが学べる点について紹介する記事を掲載した。記事の作者は、技術的な部分よりも、軽自動車を作るうえでの「姿勢」が大切だとの認識を持っているようだ。

 記事は、軽自動車について、排気量660cc以内、全長3400ミリメートル以下、幅1480ミリメートル以下、高さ2000ミリメートル以下、定員4人、最大積載量350キログラム以内という制限があると紹介。小回りが利いて軽いボディに小排気量のエンジンが組み合わり、消費者は比較的低価格で自動車を購入できるうえ、非常に使い勝手がいいと伝えた。

 また、税金面でも優遇されており、自動車税は登録車に比べて3分の1程度に抑えられているとした。そして、寸法や排気量の制限があるにも関わらず、開発者は制限の枠内で最大限機能性や快適さを高める努力を払っており、軽自動車は常に発展、進化を遂げていると紹介した。

 そのうえで、特に人気があるワゴンタイプの軽自動車が持つ具体的な特徴を紹介。4人乗りという定員は日常使いでは十分な定員であるうえ、前後の座席を大きく移動できるほか、使わない座席を折りたたんで大きな空間を確保することもできるとした。さらに、子どもやお年寄りが乗り降りしやすいようにステップが低くなっている、荷物の出し入れが楽な構造になっているといった日常使いのさまざまなシーンを想定した機能や設計が随所に見られるとしている。

 記事は、市場や消費者の意見を広くくみ取り、それを製品設計の中に融合させて出来上がった製品こそ、消費者のニーズを最も満たすことのできる自動車になると説明。「中国メーカーも生産技術では合弁や外資に肩を並べつつある。しかし、細やかな配慮や人に優しい設計という点では確かに日本車、特に軽自動車から学ぶべき点が多いのだ」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)