中国メディア・東方網は1日、日本の男子卓球界に張本智和選手に続く天才が出現し、わずか12歳ながらシニアの国際大会で初勝利を挙げたと報じた。

 記事は、国際卓球連盟(ITTF)ツアー・スウェーデンオープン男子シングルス予選1回戦が日本時間1日に行われ、12歳の松島輝空選手が4-1でロシアの選手を破り、シニアのツアー大会で記念すべき初勝利を挙げたと伝えた。

 そして、今大会に臨む前に松島選手が日本メディアの取材に対して「ジャパンオープンでは勝利できなかったので、スウェーデンもしくはドイツの大会で1勝したい」と語っていたことを紹介している。

 そのうえで「まさか松島がこんなに早く約束を実現するとは思わなかった」とし、対戦相手が決まった時点で6歳年上でシニアでの経験を積んでいるロシア選手に勝つのは難しいとの予測が出ていたと説明。しかし、松島選手は試合で鋭い攻撃を駆使して相手を翻弄し、快勝を収めたとした。

 記事は、張本選手が中国人の両親を持つのに対し、松島選手は「生え抜きの日本人」であるとし、日本の卓球ファンや卓球協会からさらに多くの期待がかけられていると紹介。将来、圧倒的な強さを誇る中国に立ち向かう切り札と目されていることを伝えた。

 日本の卓球界が中国に立ち向かうには1人の力だけでは難しく、厚い選手層が必要。今後断続的に「天才」と呼ばれる人材が出てくるかどうかが、大きなカギと言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)