10月1日と言えば、日本では消費税がアップする日だが、中国では国慶節(建国記念日)の大型連休がスタートする日だ。連休期間中に日本を訪れる予定を立てている中国人は非常に大勢いるようで、中国の旅行大手の携程(Ctrip)では訪日のための旅行ビザの申請数が最多となっていると報じられている。

 では、日本を訪れる中国人はどのような点に気を配る必要があるのだろうか。中国メディアの今日頭条は26日、日本旅行で注意が必要なことを紹介する記事を掲載し、「楽しい旅行にしたければ、日本の文化や伝統を尊重すべきだ」と伝えた。

 記事はまず、近年非常に大勢の中国人が日本を旅行で訪れるようになっていると紹介し、来日する前に理解しておいたほうが良い点を伝えた。旅行の楽しみの1つとして「食事」を挙げる中国人は多いが、「茶碗に盛られたご飯に箸を突き刺してはいけない」と紹介。これは中国でも同じだが、日本人は器の上に箸を置くことも避けると論じた。

 また、食べ物を箸どうしで受け渡しすることは、骨上げの際に箸でつまんだ遺骨を骨壷に収める行為を連想させる行為であるゆえ、日本では決して行ってはならないと伝えた。

 他にも記事は、日本で浴衣を着る際には決して「左前」で着てはならないと強調し、それは死装束と呼ばれ、死体に着物を着せる時の方法であるゆえ、これも決して行ってはならないと伝え、「楽しい旅行にしたければ、日本の文化や伝統を尊重すべきだ」と論じた。

 中国では特に気にしないことでも、日本では気をつけなければならない習慣や文化もたくさん存在している。記事が紹介した事例はいずれもトラブルを招くようなものではないが、日本の文化や習慣について理解しておくことは、より楽しい旅行にするうえで大切なことだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)