日本経済は停滞しているように見えるが、今でも国内総生産(GDP)では世界第3位をキープしている。現時点では中国を除いて、どの国も「日本に追いつけていない」ことを意味する。中国メディアの今日頭条は24日、「日本経済は20年以上も停滞しているのに、なぜドイツや英国、フランスは追いつけないのか」と題する記事を掲載した。

 記事は、その理由には3つ考えられるとしている。1つ目は、「基数が大きすぎること」。日本のGDPは1995年の時点で5兆4491億ドルに達したが、ドイツは2兆5916億ドルだった。その後、2018年の日本のGDPは4兆9700億ドルとなり、ドイツは4兆ドルになったと記事は紹介。仏・英も同様に着実にGDPを増やしており、まだ日本には追い付いていないのは日本のGDPがあまりに大きすぎたためだと論じた。

 2つ目には、「この3カ国の努力不足」を指摘。西洋では東アジアのように生活を犠牲にしてまで仕事をするような人はいないと分析。日本、中国、韓国のように死に物狂いで働く精神がないために追いつけていないのだと論じた。3つ目には、日本は「海外投資」に多くを割いていることを挙げた。そのため日本のGDPはあまり増えていないが、実際には多くの資産を有していると指摘している。

 記事は結論として、日本は中国とってライバルであり、「過小評価してはいけない」と危機感を見せている。実力のあるドイツや英国、ドイツでさえ追いつけない国というのは、たとえGDPで日本を超えても中国にとっては「恐ろしい国」なのだろう。

 記事では、GDPにこだわっているようだが、多くの中国人は、ますます生活の質を求めるようになっているようだ。記事に対して、「GDP成長率が高くなければ、生活水準は逆に良くなる」、ドイツ、英国、フランスは努力していないのでなく「生活を楽しんでいる」と指摘するコメントが見られた。また、日本の経済発展の「カギは教育にある」と日本の教育から学ぶべきだという人もいた。中国はGDPの順位ばかり気にするのではなく、教育を含めた生活の質の充実に目を向けるべきなのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)