中国で日本が人気の渡航先となっているが、中国を訪れる日本人旅行客がさほど伸びていないことに疑問を感じる中国人は少なくない。中国メディアの今日頭条は21日、「多くの中国人が日本を旅行しているのに、中国を訪れる日本人旅行客は少なく感じる」と主張する記事を掲載した。

 統計によると、2019年7月までの日本人出国者数は前年の同期間を大きく上回っている。最近は韓国や台湾が人気の旅行先となっているが、中国を訪れる日本人旅行客も少ないわけではない。だが、中国人からすると「中国人は日本に押しかけているのに、日本人が中国に押し寄せてきているという感じはまったくない」のだという。

 記事は、日本を訪れる中国人旅行客について「化粧品などの買い物や文化の体験など、日本にはさまざまな楽しみ方がある」と指摘。また、日本の桜は依然として根強い人気があり、桜が開花する短い時期に多くの中国人旅行客が日本を訪れていること、さらに近年は中国人の感心はモノではなく日本の文化を体験することに向けられており、日本の国技である相撲に好奇心をそそられて直接見たいという中国人も少なくないと伝えた。

 こうした傾向と比較すると、「中国人は日本の文化に興味を示しているのに、日本人は中国が誇る文化や歴史に関心を抱いていない」ように感じられるようだ。確かに、旅行者の動向はその国に対する関心や国民の感情を反映する部分があるゆえに、中国人からすると日本人が中国に押しかけて来ないことは「日本人から距離を置かれている」ように感じられるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)