日本の子どもたちは自立していて礼儀正しく、中国の子どもたちはわがままで自分勝手に育てられていると言われる。どんな子どもに育つかは教育によるところが大きいと言えるだろう。中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人を驚かせている日本の幼稚園の教育について紹介する記事を掲載した。

 中国人からすると、日本の教育は冬でも薄着で運動させるなど厳しすぎて「常軌を逸した教育」と感じられるようだ。しかし記事は、中国人の親が学ぶべき点もあるとして5つの点を紹介している。まずは「衛生面」だ。一般に日本人はきれい好きと言われるが、子どもたちが外で遊んで汚れることには寛大だと指摘。日本の幼稚園に砂場があるのを見て驚く中国人の親もいるようだが、「子どもの楽しみを奪うのは良くない」と日本の教育方針に感心している。

 2つ目は、「集団意識」を持たせていることだ。日本では園児が制服を着るほか、持ち物にも一定の基準があり、その範囲内で親が持たせていると紹介。この点、中国はそれぞれの家庭の裁量に任されており、そのためか子どもたち同士が持ち物で比較する問題が多い。3つ目は、「健康的」であること。日本では、満腹になるまで食べさせず、服も厚着させることはなく、冬でも薄着で運動させるため中国人に「常軌を逸した教育」と見られてしまうが、日本人の寿命の長さからすれば正しいのかもしれないと分析。むしろ、中国では子どもの具合が少し悪いとすぐに点滴を打ってもらう習慣に疑問を呈している。

 4つ目は、子どもを「独立」させていること。日本の子どもは、自分の持ち物を自分で管理し、ランドセルを自分で背負って徒歩で登下校し、給食は自分たちで配膳していると感心している。5つ目は、「食事」で、日本ではゆっくりよく噛んで食べるように子どもに教えるが、中国ではとにかく早く食べさせようとすると違いを指摘。箸が動かないと、親が口まで運んで食べさせるのが中国だ。また、日本の子どもは「いただきます」と「ごちそうさま」を言うので礼儀正しいとも感心している

 中国人からすると「常軌を逸している」とみられる日本の教育だが、教育方法で子どもたちの将来は大きく左右される。中国では何かと子供を甘やかしがちだが、少しは日本の教育方法から学んだほうが良いのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)