日本の子どもたちは独立していると中国では称賛されているが、大学生を見ても中国との違いが分かるという。中国メディアの今日頭条は18日、「日本の学生は自分で学費を稼いでいる」ことを紹介する記事を掲載した。日本の学生と比べると「中国の学生は幸せだ」と伝えている。

 中国の教育環境は日本とはいろいろな面で異なっている。通常、大学生は学校の寮に入って生活し、日本の多くの大学生のように外で部屋を借りて住む人はあまりいない。そして、多くの学生が親の仕送りで生活している。

 そのためか、記事は「日本の大学生は生活費や学費を稼ぐためにアルバイトをしている」と驚きをもって紹介。日本では親の世代の貧困化が進み、学費も高くなっているため、「アルバイトで学費を稼がなければ学校にいけない」と伝えた。これは、豊かになった中国の大学生とはかなり異なっているようだ。もちろん、中国には学費を払えない貧困層も多いが、そうした家庭では早々に学業をやめて働きに出るケースが多い。

 また記事は、日本では飲食業などでこうした学生のバイトがいなければ成り立たない企業も多いと指摘。日本の人手不足は深刻で、そのために倒産する企業もあるほどだ。人手不足なので労働時間も長くなりがちでブラック化しているものの、学生自身がアルバイトにやりがいを見出すことも多く「学費を稼がなければならない学生」と「人手不足の企業」が補い合っている現状があると紹介した。

 記事は結論として、学費の心配をしないで済む「中国の学生は幸せだ」と主張している。お金の心配をせずに勉学に専念できるのは確かに幸せな事と言えるが、生活に余裕がありすぎて大学では遊びばかりになる大学生もいるという弊害もある。日本のように自分で学費を稼ぐことから学ぶこともいろいろあるだろう。したがってどちらが良いとは一概には言えない問題なのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)