中国メディア・東方網は16日、開催まであと1年を切った東京五輪について「中国が金メダル獲得数で日本に抜かれることはあるだろうか」とする記事を掲載した。

 記事は、これまで中国が絶対的に得意としてきた種目に異変が起きており、特に、バドミントンではその傾向が顕著になっていると紹介。日本には男子では桃田賢斗選手が、女子では奥原希望選手、山口茜選手といった世界トップクラスの選手がおり、先日の世界選手権でも日本が中国をはるかに上回る成績を残したことを伝えた。

 そのうえで、中国は1982年のアジア大会で初めて金メダル獲得ランキング1位に輝いて以降、アジア大会でも五輪でも日本に金メダル獲得数で抜かれたことはないと説明。アジア大会や五輪は各競技の対抗もさることながら、総合的な実力を巡る争いでもあり、総合力では中国が日本をはるかに上回っており「もはやライバルとは言えない」状況であり続けているとした。

 そして、開催国である日本が勢いづくことは間違いないものの、それだけで爆発的に金メダルの枚数が増えるわけではなく、東京五輪では金メダルの枚数にしてもメダル獲得枚数にしても中国が日本を圧倒することに変わりはないとの見方を示した。また、日本は確かにバドミントンや卓球など大きく進歩しつつある種目があるものの、そのような種目はあくまでも限定的であり、中国の地位を脅かすほどのメダルを獲得するには至らないと予測している。

 リオ五輪の中国のメダル獲得枚数は、金26、銀18、銅26の計70枚。日本は金12、銀8、銅21の41枚。この大会は中国勢が振るわなかったとはいえ、東京五輪で日本五輪委員会(JOC)が掲げる金メダル30枚の目標が実現する水準であれば、中国を上回る可能性が全くないとは言えない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)