中国で開催された男子バスケットボール・ワールドカップでは、日本も中国も不本意な成績に終わった。しかし、同じ「惨敗」でも両国が持つ意味合いは全く異なる、というのが中国メディアの見方のようである。

 中国メディア・東方網は15日、中国の男子バスケットボールが世代交代につまずくなかで、日本では3人めのNBA選手が生まれる可能性が非常に高いとする記事を掲載した。

 記事は、中国代表が2008年の北京五輪をピークに下り坂の状態にあり、ロンドンとリオデジャネイロの2大会では未勝利に終わったうえ、来年の東京五輪については出場権を得られない可能性があると紹介。その理由は、スーパースター姚明(ヤオ・ミン)選手の引退後に次世代を担う選手が育っていない点にあると指摘した。

 そのうえで「中国の世代交代がうまくいかない今、日本の男子バスケは盛り上がりを見せている」とし、今回のワールドカップに若き天才・八村塁選手と、メンフィス・グリズリーズに所属する渡辺雄太選手という2人のNBAプレーヤーが出場したと紹介。未来の日本代表は、間違いなく中国にとって強力なライバルになると伝えた。

 さらに、八村選手と渡辺選手に続く3人めの現役日本人NBAプレーヤーも間もなく誕生するとして、Bリーグ・アルバルク東京に所属する馬場雄大選手が現在海外のチームと交渉を行っているとの情報が流れたことにも言及。「現在中国代表には1人もNBA選手がいない一方で、日本は同時に3人もする可能性が高い。これは中国にとって大きなプレッシャーであるとともに、モチベーションにする必要がある」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)