中国メディア・東方網は14日、日本を訪れた中国人が、中国のネット上でしばしば取りざたされているトイレに関する話が本当かどうか確認したとする記事を掲載した。

 記事は、ある中国人が日本を訪れ、日本に住んでいる知り合いの家に数日間宿泊したと紹介。一般的な日本の住宅で過ごす中で、水洗トイレの便器の上に水道の蛇口が付いていることに注目したうえで、「日本は島国で淡水資源が限られているため、手を洗った水を便器に流すという一挙両得なシステムが採用されているのだ」と説明した。

 そして、この中国人がかねてから抱いていた「日本のトイレを流すのに使う水は本当に飲めるのか」という疑問を知人に思い切って尋ねてみたところ、知人がゆっくりとうなずきながら「うーん、さすがにトイレに使う水は飲まないよ、でも、日本では水道水を直接飲むことができる」と回答したことを紹介している。

 さらに、この知人の話として、日本ではいたる場所にそのまま飲める水道の蛇口が設置されていること、日本人は中国人とは異なり冷たい水を好んで飲むことを併せて伝えた。

 確かに中国のネット上では日本のトイレにまつわる「神話」的な情報が飛び交っている。トイレを流す水を飲むことができる、あるいは日本のトイレは清潔なのでトイレの中で食事をする人も少なくない……といった内容だが、実際に便器の上の蛇口から出てくる水を飲む人も、トイレで好んで食事をする人も少ない。

 日本のトイレは清潔だという評判が伝わるのは悪いことではないが、その話に尾ひれがついて「神話化」してしまうのは、やはり考えものだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)