中国では急激な経済の発展を背景に物価が上昇している。また、アフリカ豚コレラや、近年の異常気象なども食料品の価格上昇を後押ししていると言えるだろう。一方、日本では食品の価格が中国よりさらに高額であることに驚く人は多い。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本と中国で販売されている食品には最大11倍の価格差があることを紹介する記事を掲載し、「強気の販売の背後にあること」を考察した。

 記事はまず、日本では国産の農作物こそが「高品質」の証であり、同じ商品でも国産の方が外国産よりはるかに価格が高いと紹介した。逆に中国では輸入された商品のほうが高額で販売されているため、中国人からすれば「大きな驚き」であると伝えた。

 具体的な例として、日本のスーパーでは中国産のニンニクが3個108円ほどで販売されているのに対して、日本産のニンニクは1個358円で販売されていて、「その価格差は11倍もある」と驚きと共に紹介した。これだけの価格差が生じる原因について、日本人の多くは国産の農作物こそが安全であると考えていて、価格よりも品質や安全性が重要視されるためであり、中国さんはいまだにイメージが良くないためだと論じた。

 中国では比較的安く野菜や果物を購入できるが、生産・流通の過程でどのような農薬や薬品がどれほど使用されているかについては、消費者は知る術がないのが現状だ。生産者は自分の家族が食べる野菜は別で育てているという噂もあり、食の安全性は不透明だ。

 また、中国では野菜や果物を購入する際には計り売りが一般的で、スーパーや市場には500g単位の値段が表示されていることが多い。中国を訪れ果物などを購入する際には覚えておくと良いかもしれない。だが、残留農薬がどれほどあるかは個人で判断するしか方法がないことも覚えておきたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)