日本人が長い行列を作って順番待ちをする姿は、中国人からすると異様な光景に感じられるようだ。中国メディアの捜狐は7日、「日本人は何をするにも列を作って並ぶが、その執着ぶりは中国人の想像を遥かに上回っている」と伝える記事を掲載した。

 記事は「日本では人びとが長い行列を作って並ぶ姿は、日常的に見られる光景だ」と指摘し、買い物や食事、公共交通機関を利用する際など、行列はいたる場所で見られるため、中国人からすると「日本人はどれだけ列に並ぶのが好きなのか」と驚きを感じると紹介した。

 しかし、実は「日本人も実は行列が嫌いなのだ」と日本人の心理に矛盾があることを指摘し、その根拠として日本で女性を対象にした調査結果を引用し、「行列に並ぶのが嫌い」と答えた女性は回答者全体の半数を大きく超えていたことを指摘した。

 それでも日本人が長蛇の列に並ぶ理由について、「評判や流行、限定品など、並ぶだけの価値があるものに対してはどれだけ時間がかかるとしても、惜しいとは思わないため」と説明。また、日本人は「おいしいものや価値のあるものを並んで手にすることを自慢する傾向がある」とし、こうした集団心理を利用する商法もあるほどだと伝えた。

 中国では行列に並んで順番待ちをする習慣がまだ人びとに浸透していないため、明確な誘導がされない場所では列への割り込みなどの混乱が生じやすい。ゆえに、順番待ちの番号札を発券したり、注文や支払いをスムーズにするためにスマートフォンを使ったキャッシュレス決済が広く普及し、活用されるようになった。

 中国人は列に並ぶことを「煩わしいこと」と考え、いかに回避するかを考えるが、日本人は並ぶ時間を厭わないことに、「列に並ぶことに執着しているようだ」と伝え、「その執着ぶりは中国人の想像を遥かに上回っている」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)