中国メディア・今日頭条は5日、「食べ物の期限の意味を理解していない日本人が、世界で一番の浪費家になっている」とする記事を掲載した。

 記事は、日本人について持っている倹約というイメージは実は必ずしも正しいものではなく、日本はむしろ世界で最も食べ物を浪費している国だと言えると紹介。1年間に出る食品ロスは600万トンを超え、世界の貧困人口に対する食糧援助量の2倍に相当すると伝えた。

 そして、日本人の特性として、食べ物の節約を重んじる一方で「絶対的な新鮮さ」を追求する一面もあると説明。鮮度が失われて味が落ちることを恐れるレストランでは食品の持ち帰りを認めず、店舗では賞味期限切れの食品を販売しないとした。さらに、日本の食品ロスを増やしている大きな問題として「市民が食べ物の『期限』について理解できていない」点を挙げている。

 そのうえで、中国の食品には品質保持期限が記載されているのに対し日本では「賞味期限」と「消費期限」が記載されていると紹介。賞味期限はその食品を最もおいしく食べられる期間を指し、消費期限は食品を安全に食べられる期間だと説明する一方、日本人はこの2つの「期限」についてはっきり区別できておらず、多くの人が賞味期限を「安全に食べられる期限」だと認識さえしていると伝えた。

 さらに、商店でも賞味期限が切れる前に食品を陳列棚から下げて廃棄処理してしまうケースが少なくないと説明。近ごろでは賞味期限が切れた食品を非常に安い値段で販売する店も出てきているが、それを購入しようとする日本人は少ないとしている。

 鮮度にこだわることの裏側に、鮮度のために食べ物の浪費も厭わないという考えがあれば、これは改めるべきだろう。鮮度を保ちつつ、なおかつ可能な限りムダが出ない食品の流通、販売の在り方を模索することが「少ない資源を大切にする」という日本のイメージを守るうえでも大切だ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)