中国メディア・東方網は6日、酷暑が予想される真夏の東京で開催される来年の五輪に向け、日本人がまたもや奇抜な暑さ対策を試みようとしていると報じた。

 記事は、日本の夏は近年気温が非常に高く、多くの人が熱中症により命を落としており、高温が選手や観客に与えるダメージやリスクをいかに低減するかが来年の東京五輪で試される大きなポイントであるとした。

 そのうえで、今月12日より開かれるカヌーのテスト大会で、高温対策として人工雪を降らせることを計画していると紹介。小型の雪製造機を使って1日あたり1トン程度の雪を観客席の上に降らせる予定だと伝えている。

 そして、カヌー種目が行われる東京湾の会場は一部の観客席にのみ日除けがあり、8月のテスト大会では大部分の観客が直射日光に晒されて熱中症のリスクが高いことが判明したため、真夏に雪を降らせるというユニークな手法で暑さ対策が試みられようとしていると説明した。

 人工降雪というと、冬場の雪不足に悩むスキー場の救済手段というイメージが強い。今回の試みで期待以上の効果が得られれば、東京五輪だけでなく、日本の真夏の様々なイベントにおいて今後人工的に雪を降らせるケースが増えてくるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)