経済発展の代償として、環境が破壊されるという事例は世界各国で見られることであり、日本も高度経済成長期には同じ問題に直面した。しかし、現在の日本は破壊された環境をある程度取り戻すことに成功しており、環境を保護するための技術やノウハウの蓄積も進んでいる。

 東南アジアで急激な成長を続ける国の1つであるベトナムでも、やはり成長の代償として河川などの汚染が深刻化しているようだが、中国メディアの今日頭条は2日、「日本の専門家によって水質が大幅に改善した川がベトナム・ハノイにある」と紹介する記事を掲載した。

 記事が紹介した事例では、日本の専門家が誰なのか、どのようなプロジェクトで川の水質改善を行ったのかは明らかにされていない。だが、水質が大幅に改善したのは事実のようで、「ハノイで最も臭いと言われていた川」がきれいになったことで、ハノイ市民は「大喜びで魚を釣るために川に押し寄せた」という。

 記事は、日本の専門家が行った水質改善のための処置によって「黒く濁っていた川の色は大幅に改善し、不快な臭いも減った」と紹介。不快な臭いが漂っていた当時から、川には魚が生息していたようだが、臭いが強すぎたため釣りをする人などいなかったと紹介する一方、水質が改善されたことで大勢の釣り人で川周辺は大にぎわいとなったと伝えた。

 記事には、中国人ネットユーザーから様々なコメントが寄せられており、「日本の専門家に頼まなくても、我が国のように川に漂白剤を入れればすぐに問題は解決するのに」、「川を見る限りでは、中国の方が汚染はまだまだ深刻」といった意見が見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)