神戸市、秋田市、仙台市、日立市の4つの自治体による「パンダ誘致合戦」が日本で話題になっているが、中国メディアの今日頭条は8月31日、「日本人はどうしてこれほどまでにパンダに夢中になるのか」と題する記事を掲載し、日本が「パンダを愛する国」となった理由を分析した。

 記事は日本がパンダを愛する国となった重要な理由として、日本には「可愛さ」に惹かれる独特の文化があるためと主張。それゆえ、いわゆるライオンや馬などの「強くて格好良い」動物を高く評価する欧米とは異なり、日本は可愛いパンダを愛する国となったと論じた。

 また、パンダの丸い体形や無邪気な動作は、可愛さに惹かれる多くの日本人の「心の琴線に触れる」と指摘、やっとのことで木登りした子どもパンダがまた木から落ちてしまうという情景を見るときに、多くの日本人は「心をぎゅっと掴まれ」、まるで人間の子どもを手助けしたくなるような気持ちを抱くと説明。パンダが非常に人懐こいのも、日本人がパンダに可愛さを感じる要因だとした。

 可愛いという日本語は中国のSNSなどでも「kawaii」という綴りで多くの中国人ネットユーザーに使用されており、この語の対象はデザート、絵本、パッケージデザイン、マスコットキャラクター、アイドルなど日本と同様に広く、可愛さを重視する日本文化が中国人にも大きな影響を与えていることがわかる。

 こうした現象から、日本文化が有する可愛さへの強く鋭い感性には中国も影響を受けるほど大きな感化力があることがわかるが、可愛さへの感性がこれほど豊かな日本文化のなかで生活する日本人が可愛いパンダに夢中になるのは至極当然のことと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)