中国メディア・解放網は1日、日本の防衛省が「宇宙作戦隊」を新設することを来年度予算の概算請求で明らかにしたことについて、中国の軍事ウオッチャーから「能力に限界があり、発展は難しい」との声が出たと報じた。

 記事は、日本の「宇宙作戦隊」について、航空自衛隊府中基地に設置する計画で、当初は70人で構成されると紹介。主な任務は宇宙空間中のゴミや、他国による日本の宇宙空間資産への破壊行動を監視することで、民事生活中で必要な衛星が妨害を受けないよう保障することも含まれると伝えた。

 そのうえで、軍事戦略や国際関係研究が専門の軍事評論家・邵永霊氏が「現在、宇宙作戦隊が配備しようとしている監視システムは研究開発中であり、2023年に使用開始する見込みだ」とし、防衛庁が装備の就役に先立って部隊を立ち上げる姿勢であるとの見解を示したことを紹介している。

 邵氏は人員の規模が少ないこと、軍事的な装備がないことから「宇宙作戦隊」の設立は決して難しいことではないとする一方、その実力が問われるのは23年になってからのことだとした。また、宇宙領域において日本が大々的な発展を遂げることは難しいとの見方を示し、「日本の宇宙作戦隊にとって良いポジションは、米軍にへの協力と支援だ」と論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)