近年、日本で生活する中国人は増加傾向にある。留学のために訪日する中国人も増加していて、優秀な学生が日本への留学を選ぶようになっているという。中国メディアの百家号はこのほど、日本人から見た中国人留学生を紹介する記事を掲載し、多くの日本人は「中国人の優秀さに恐ろしさを感じている」と主張した。

 記事はまず、近年は中国は世界中の大学に留学生を送り込んでいて、毎年新しい学生がより深い知識や自分の見識を広げるために留学するようになっていると紹介。そして、日本人の中国人留学生に対するイメージと言えば、「勉強しながらアルバイトをする苦学生」というものだと紹介する一方、その状況は変化していると伝えた。

 続けて、日本のある大学の教授が「ここ4ー5年で優秀な中国人学生が増えている」と見解を述べていると紹介。日本で学んでいる中国人留学生の数は、2013年には8万2000人であったが、18年には11万5000人となり、日本の留学生全体の4割を占めるほどまで増加しており、東京大学をはじめとする名門校に留学することを目標にしている中国人学生は少なくないと紹介した。

 記事は、優秀な中国人学生が日本への留学を選ぶ理由として、中国国内の「競争」が激しいことが理由だと紹介。中国では大学に入るためにはすべての学生が「高考(ガオカオ)」と呼ばれる試験を受けなくてはならない。この試験は日本のセンター試験のような統一試験なのだが、日本のように2次試験は行われず、高考の結果だけでどの大学に入れるかが決まってしまう。

 高考の結果が自分の人生を左右するため、中国の学生たちは勉強漬けの毎日を過ごすことになるが、記事は日本で行われているセンター試験や各大学の入学試験とは比べ物にならない「競争」が優秀な人材を産むのだと強調した。

 結論として記事は、今後ますます多くの中国人が日本に留学するようになるだろうと予測し、日本人は少子化で競争が少なくなっているとし、こうした環境のもとで「日本人は必死で勉強してきた優秀な中国人留学生に恐れを感じているようだ」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)