近年多くの中国人が日本旅行を楽しむようになっているが、中国メディアの今日頭条は29日、「中国人旅行者を不思議がらせている日本の習慣」を紹介する記事を掲載した。日本では当然のことでも、中国人には不思議で面白く、あるいは尊敬に値するという日本の習慣を紹介している。

 1つ目は、面白い「地図記号」を紹介した。外国人にも分かりやすいように国土地理院が漫画表記のような記号を採用したことを記事は評価しており、その一例として建物のなかで敬礼をした警察官が「交番」の記号だと紹介した。

 2つ目は、「治安の良さ」。カフェでスマホを置いたまま席を離れてしまったり、スーパーの入り口に荷物を預ける防犯対策のロッカーがなかったりなど、中国ではあり得ないことが日本では普通なので「不思議」に感じるようだ。あまりに治安が良すぎるので、下着を盗まれたと通報しただけで警官が5人来たというエピソードを「大げさで面白い」と紹介している。

 3つ目は、高度に発展していて温水洗浄便座の普及率が高い「神聖なトイレ文化」、4つ目は世界では消滅しつつあるのに日本では健在の「アーケードゲーム機」、5つ目は「屋内の土足禁止」、6つ目には「水道の水がそのまま飲めること」、7つ目は「英語が苦手」、8つ目はプレゼントにタブーがあるなど「迷信が多い」こと、9つ目には「箸のマナーが厳しい」、10つ目には「別れてから数歩でまた振り返る」などの不思議な習慣やマナーを紹介した。

 残りの5つについて、「収入と家賃は尋ねないことがマナー」と伝えたが、中国では初対面でも聞いてくる人が少なくない。また「交通機関が時間に正確」であることに驚いているが、時間の面で中国はかなりおおらかだ。さらに「東京の地下鉄が複雑すぎること」、どこにいても「寝てばかりのサラリーマン」、そして「自販機」の多さも挙げている。

 こうしてみると、記事が紹介した点はどれも日本人にとっては特に珍しいことではないが、中国人には新鮮に感じるようだ。中国から大きな影響を受けて形成された日本文化は、中国人からすると似ているところもあるのに、全く違うところも多いため、興味がそそられるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)