近年、海洋進出を積極化している中国では複数の空母の建造が進められていると言われている。空母以外にも様々な艦艇の建造と配備が行われている中国だが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国海軍が実力をつけ始めている今、「海上自衛隊はアジア最強の座を失おうとしている」と主張する記事を掲載した。

 記事は、大陸に暮らす中国人の「海上進出に向けた夢」は非常に強いと伝え、1371年から1434年の中国に存在した明王朝の時代には大規模な船団を世界各地に派遣するほどだったと伝え、これは当時の英国やフランス、ポルトガルやオランダですら成し得なかったことだと指摘。しかし、中国最後の王朝である清王朝の北洋艦隊は日本によってほぼ壊滅させられたと指摘した。

 続けて、現在のアジア各国の海上戦力を比較した場合、海上自衛隊が最強と言えると指摘する一方、中国は経済発展を背景に海軍の強化を進めており、2019年までに中国海軍の現役の艦艇の規模は合計157万トンに達したと紹介。最新の艦艇も次々に建造、進水しており、中国海軍の戦力は強大になりつつあることを強調した。

 続けて、日本の護衛艦の空母化などの動きを見せているものの、護衛艦を改修したところで本物の空母とはやはり戦力の点で大きな違いがあると主張、中国は間もなく3隻の空母を保有することになると指摘し、そうなれば中国海軍の戦力は大幅に向上するはずだと指摘した。

 さらに、海上自衛隊に米海軍の一部の戦力を加えても、もはや中国海軍が保有する艦艇の総数に及ばなくなるのは時間の問題であることを強調し、中国海軍の存在によって「海上自衛隊はアジア最強の座を失おうとしている」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)