みずほ銀行は8月29日、iPhoneアプリ「みずほWallet」にてバーチャルデビット「Smart Debit」の提供を開始すると発表した。「Smart Debit」は、みずほ銀行の口座から即時(デビット払い)にスマートフォンで買い物代金の決済ができるサービスで、電子決済サービスQUICPay+とJCBコンタクトレスの加盟店で利用できる。「みずほWallet」は昨年8月にスマホ決済サービス「Mizuho Suica」を搭載しており、今回のデビット払いへの対応で一段と利便性が高まった。

 みずほ銀行本店で開催した発表会で、みずほ銀行リテールデジタル開発部長の手嶋高史氏は、「2018年にキャッシュレス比率が24%にまで高まってきた。国内の個人消費300兆円に対し、キャッシュレス決済は80兆円規模になっている。中でも、小口・小額決済で良く利用されるデビット決済金額は既に1兆円の大台を超え、年平均成長率19%と急速に拡大している。キャッシュレス決済拡大のポイントは、タッチ決済と小額決済。クレジットカードを利用したくないというお客様を中心に、スマホを使ったデビット払いのニーズが急速に高まっている」と「Smart Debit」開発の背景を語った。

 「Smart Debit」は、みずほ銀行の普通預金口座をもっている国内居住の15歳以上の人は、誰でも年会費・利用料無料で利用できる。使える店舗は、QUICPay+の加盟店92万とJCBコンテクトレスの加盟店(国内・海外)。セブンーイレブン、ファミリーマート、ミニストップやローソンといったコンビニ、イオン、イトーヨーカドーなどのスーパー、また、マクドナルド、ガスト、ジョナサン、すき家、タリーズ、マツモトキヨシ、ウエルシア、ココカラファイン、ツルハドラッグ、ロフト、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、東京無線、kmタクシー、日本交通などで利用できる。

 また、昨年8月に提供開始した「Mizuho Suica」(加盟店110万)も「みずほWallet」に搭載することができるため、スマートフォンに「みずほWallet」アプリをダウンロードして必要な設定を行うことによって、国内200万台以上のスーパー、コンビニ、交通機関等で便利にスマホ決済が利用できる。

 さらに、今年3月にスタートしたQR決済アプリ「J-Coin Pay」も「みずほWallet」を入口に利用することが可能なため、一段とキャッシュレス決済での利用可能店舗が増える。

 みずほ銀行では、「決済手段のラインナップを揃えることで、ポイントが付くからSuica、小口だからデビット払いなど、利用シーンに応じてお客様に使い分けていただくことを想定している。その結果、みずほ銀行の口座があると、財布を持たなくても買い物に不自由しないという利便性を実感していただきたい」としている。

 12月15日まで「Smart Debit」の利用金額の20%をもれなくキャッシュバック(最大1万円)するキャンペーンを展開する。また、10月31日までの間で、新規に「Mizuho Suica」をチャージすると、チャージ金額の20%(最大1000円)もキャッシュバックする。(写真は、みずほWallet『Smart Debit』発表会の様子)