日本は歴史上、さまざまな国から先進的な事物を学び、積極的に取り入れながら成長してきた国だと言えるだろう。こうした柔軟な取捨選択は中国人からすると「恐ろしく感じられる」のだという。中国メディアの今日頭条は25日、中国人から見た「日本人の恐ろしさ」について論じる記事を掲載した。

 記事は、日本人の恐ろしさの1つは「学習能力の高さ」にあるとし、日本は各時代において先進的な国に積極的に学び、学び取った事物を自国に融合させてきたと指摘。その結果として日本はアジアにありながら「最もアジアらしくない国」になったと主張、むしろ日本は欧米の国のようであり、日本人はまるでドイツ人のように「時間や規則を厳守する国民性」であるとし、国民全体の規律の高さは街の清潔さを見れば分かると指摘した。

 さらに、日本の国土面積は中国の四川省と大差なく、人口は中国の10分の1以下しかないため、「日本は人的資源が中国より不足している国」であるとしながらも、その人的資源の質は極めて高いと強調。教育レベルは総じて高く、しかも礼儀正しいと強調。日本を訪れた中国人旅行客が日本人に道を尋ねれば、たとえ言葉でのやりとりができないとしても日本人は全力で助けてくれるはずだと指摘した。

 また記事は、日本は地震を始めとする自然災害の多い国であることを指摘し、自然災害が発生した場合は地域の公民館や体育館に避難することができると紹介。そして、避難先では食料や水の供給が行われるが、日本人は災害という緊急時であっても配給を受け取るために列を作り、奪い合いは見られないと指摘し、こうした点は中国と大きな違いであると強調し、こうした点に中国人は「恐怖心」を抱くのだと伝えた。

 日本では公民館や学校はそもそも災害に強い作りになっているうえ、災害で被害が少ないであろう場所に建設されていることが多い。中国の場合は地元政府の庁舎などは堅牢だが、過去に倒壊が相次いだことから分かるとおり、学校などは決して堅牢な作りにはなっていない。また、中国のユニクロで人気アーティストのコラボ商品が販売された際、押しかけた消費者たちが商品の奪い合いを繰り広げ、店舗が破壊されるトラブルが起きたことが大きな注目を集めたが、中国では災害などの緊急時でなくてもこうしたトラブルは頻繁に起きており、それゆえ災害時に見せる日本人の冷静かつ利他的な行動は大きな驚きとして映るのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)