中国共産党の機関紙・人民日報は25日、日中間の航空路線通航45周年記念イベントが行われたと報じた。

 記事は、先日東京で開かれた同イベントにて孔鉉佑駐日大使がスピーチを行い、1974年に両国が航空運輸協定を結び、同9月に中国民航代表団が東京に初めて到着したことで日中間の航空路線が初めて開通し、両国国民が交流する「空の架け橋」ができたと説明したことを伝えた。

 また、日本の田端浩観光庁長官の話として、1978年の日中国交正常化当初は毎年のべ1万人足らずだった両国間の人の往来が、昨年には1100万人まで増えたとする数字を紹介。同長官が、今後両国間の人の往来がさらに増えることへの期待を示すとともに、密接な往来や交流が両国国民の感情と理解の増進に繋がると述べたとした。

 記事はそのうえで、中国の急速な発展、特に高等教育レベルの大幅な向上に伴い、中国に赴く日本人留学生の数も安定的に増加しているとし、中国政府による奨学金を申請した日本人の数が今年に入って245人に達し、初めて200人を突破したと伝えている。

 さらに、今年は「日中青少年交流促進年」であることに言及し、7月には日中両国の高校生計140人が、日本での第11回「日本中国青少年大使」活動に参加したと紹介。活動では「オープンな姿勢で積極的に交流を行うとともに、民間の交流と協力に参加し、両国関係を模範的なものとし、より美しい未来を実現する」という「日中未来友好宣言」が発表されたとした。

 日韓の政治的な対立がエスカレートするのとは対照的に、現在の日本と中国との間では友好や交流に関するトピックが目立つ。日本と韓国、日本と中国の関係がいずれも良好になるというのは、なかなか難しいようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)