今世紀に入って急速な経済成長を遂げ、IT産業が飛躍的に発展する一方で、なおも農村の貧困問題を抱えている現在の中国は「先進国の顔を持つ発展途上国」という、いささか奇妙な立ち位置にあると言えそうだ。

 中国メディア・東方網は19日、中国が先進国かどうかについて日本人の見方を紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本は周知のとおりアジアで数少ない先進国の1つであるとしたうえで、日本の街頭で実施した「今の中国は先進国か」というインタビューで得られた3人の回答を紹介している。

 1人めは、「中国は確かに世界で最も急速に発展している国だ」とする一方で、貧富の格差が大きく、地域の発展に関する問題も多く抱えているため、経済面では先進国の部類にはまだ入らないとの見方を示したと伝えた。

 また、2人めについては、インフラ建設やハイテク分野においてはとても先進的であると評価し、「中国の潜在力を侮ってはいけない。今後中国はますます素晴らしくなるだろう」と語ったとしている。

 そして、3人めは、モバイル決済や電子商取引分野では中国はもはや業界のリーダー的存在であると語り、日本が中国ほどモバイル決済が発展していないことに不満をこぼしたと紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)