中国メディア・東方網は19日、世界卓球ツアー・ブルガリアオープン女子シングルスで、主力選手が参加した日本勢が「2軍」の中国勢を相手にメダルなしに終わり、両国の実力差が際立ったと報じた。

 記事は今月13-18日に行われた同大会で、中国代表は主力選手が全員出場を見合わせる中で金メダル2枚、銀メダル3枚という上々の結果を収めたと紹介。特に、丁寧選手、劉詩ブン(雨かんむりに文)選手、陳夢選手、王曼ユ(日+立)選手のいない女子シングルスでは、陳幸同選手が金メダル、何卓佳選手が銀メダルと「2軍」選手が結果を出したと伝えている。

 そのうえで、日本は今大会に主力選手を派遣しており、中国に勝って金メダルを手にすることを目標にしていたが、結果は早々にほぼ全滅状態となり、伊藤美誠選手がベスト4に入るのが精いっぱいだったと説明。「この結果から、女子における中国と日本との差は少しではないことが見て取れる」と評した。

 記事は一方で、優勝した陳選手が「1回戦で無名の安倍愛莉にリードを許し、フルゲームの末逆転勝ちを収める冷や汗をかいた」とも紹介。この厳しい戦いをものにして波に乗り、2回戦で平野美宇選手にストレート勝ち、準決勝でも伊藤選手に逆転勝利して金メダルまで駆け上がったことを紹介した。

 なお、日本勢は男子シングルスで張本智和選手が中国の趙子豪選手を、混合ダブルスで水谷隼/伊藤組が中国の馬特/武楊組を決勝でそれぞれ破って金メダルを獲得した。男子ダブルスも女子ダブルスも決勝に日本勢が残ったが、男子は韓国ペア、女子は中国ペアに敗れて銀メダルに終わっている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)