日本でトッピング食材の定番の1つとなっている「卵」。生や半熟の卵は様々な料理と相性が良いが、最もシンプルな「卵掛けご飯」にこだわりを持つ日本人は少なくない。中国メディアの今日頭条は6日、習慣の違いから中国人にとって強い抵抗を感じる「卵掛けご飯」について、「日本人はなぜこれほど愛して止まないのか」と問いかける記事を掲載した。

 記事は、中国人が卵掛けご飯に対して示す反応は「愛か憎」の2つにはっきりと分かれると指摘。なかには生卵の美味しさにハマる中国人もいるというが、これは極めて少数派と言えるだろう。なぜなら、中国ではもともと生食の習慣がないだけでなく、流通管理の面からも卵はサルモネラ菌による食中毒が起きやすい食材とされており、必ず過熱して食べるのが常識となっているからだ。それゆえ中国人観光客は日本で様々な料理を堪能する際、「日本人は生卵を何の抵抗もなく口にしている」ということに気付き、非常に驚くと主張した。

 中国人も日本の漫画やドラマを通じて卵掛けご飯の存在を知ってはいても、自分が口にするには「生臭さやドロッとした感じ」というイメージで強く抵抗を感じるという。しかし、日本人に愛される理由について、「卵は家庭に常備されている食材であること」、また「日本人はオクラやメカブ、納豆のような粘り気のある食材が好き」だからではないかと分析した。

 何よりもっとも中国と異なる点としては「卵が流通過程で殺菌処理が施され、更に徹底した品質管理がされている」ので、賞味期限内であれば安心して食べることができることであり、安全に食せるからこそ、日本人は「卵掛けご飯」を愛してやまないのではないかと主張した。

 いずれにしても、中国の卵は通常、殺菌処理がされていないので、いくら日本で卵掛けご飯の美味しさを知ったとしても、決して中国では口にしないでいただきたいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)