中国メディア・東方網は9日、日本でマンションの管理人を務めるのは、中国のマンションで管理人を務めるよりも大変であり、場合によっては資格も必要であるとする記事を掲載した。

 記事は、中国のマンションでは、入口の守衛、清掃担当者、日常的な環境維持担当者といった複数の職種のスタッフが環境や治安の管理を行っているのに対し、日本ではこれらの仕事は「マンション管理人」と呼ばれる人が1人でやっていると紹介。その理由は、日本のマンションは団地を除けば基本的に一棟ずつ独立しており、中国のように複数の棟が1つの「小区」として扱われるケースが少ないからだと説明している。

 また、日本でも中国でもマンションの管理者は中高年者に人気の高い仕事であり、特に日本では定年退職後の再就業先として歓迎されているとする一方で、「われわれの脳裏には保安服を着て、大きなお茶入りの水筒を持ち歩き、普段はお茶を飲みながら将棋を指しているイメージがあるが、サービスに対する意識が高い国として知られる日本において、マンションの管理人も居住者に奉仕することが求められる」とし、住民の快適な住環境を守るために、中国の「守衛のおじさん」以上に積極的に仕事をこなす必要があると伝えた。

 そして、日本の管理人はいわば「技術職」で、ちゃんと務めるには一定の素養が必要なのだと指摘するとともに、特に高級マンションにおいては「ハエ一匹さえ自由に中に入れない」ほどの心構えが必要だと説明。中国では高齢のおじいちゃん、おばあちゃんでも気軽に仕事に就けるのとは異なり、日本のマンション管理者には比較的厳しい就業制度が存在するのだと紹介している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)