中国メディア・東方網は9日、「韓国は先進国だが、どうして多くの人は韓国が日本にかなわないと思っているのか」とする記事を掲載した。

 記事は、韓国が先進国であるにもかかわらず、発展途上国である中国人の多くが「この国は言うほど先進的ではない」と考えているとの見方をを示した。

 一方で、歴史問題や領土問題を抱える日本については先進国だという認識が一般的になっていると説明し、中国人が韓国を先進国と見なしたがらない理由は「韓国に対する嫉妬があるからではない」と伝えている。

 そのうえで、主な理由を「韓国自身が実際『発達』という2文字に到達していないからなのだ」とし、韓国について「数字上では確かに先進国の仲間に入っているかもしれないが、そうであっても先進国の中では『下』のほうだ」との見解を示した。

 そして、「急速に発展するわが国から見て、韓国の製品はそれほど優れているとは思わない。また、北京の故宮に行ったことがある人は、韓国の古い建築を見ても特に素晴らしいとは思わない。なぜなら、彼らは中国文化を倣ったにすぎないからだ。多くの地名もわが国から取ったものが多い。それゆえ、光輝くオリジナルの文化がないのだ」と持論を展開した。

 さらに、「韓国人のモラルは日本に比べて低く、残念ながら先進国の水準に達しているとは言い難い」とも主張。その背景には、貧富の格差が大きいこと、社会における国民の生活ストレスが大きいことがあるとした。また、韓国の経済が一部の巨大な財閥に牛耳られている点にも言及し「これが理由になって、経済的にも評価は高くない」と評している。

 記事の作者は特に韓国に対してネガティブなイメージを持っているようであり、必ずしも中国人全員の「対韓国意識」を表しているとは言えないかもしれない。ただ、過分に感情的で理性に欠けた、あるいはパフォーマンス的要素の強い反日感情や日本製品ボイコットのアピールが、先進国としての振る舞いかどうかに疑問を抱かざるを得ない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)