空飛ぶスポーツカーと評された小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」だが、将来的には中国でも見ることができそうだ。中国メディアの今日頭条は6日、ホンダの航空機事業子会社である「ホンダ エアクラフト カンパニー」が、ホンダジェットの最新型「ホンダジェット エリート」の中国における型式証明を取得したとことを伝える記事を掲載した。

 「ホンダジェット エリート」は、2018年5月の発表後、日本をはじめ、米国、欧州、メキシコ、ブラジル、インド、カナダの各国で型式証明を取得してきたが、今回新たに中国が加わった。

 記事は、この「ホンダジェット エリート」の魅力について、先進的な小型ビジネスジェット機で、ホンダジェットの改良版と紹介。主翼上面エンジン配置はホンダオリジナルの技術で、エンジンの新ノイズ低減インレット構造、最新型のアビオニクスシステム、安全性制御技術などを採用していると伝えている。他にも、最高速度、最大運用高度、航続距離、燃費性能、客室の広さ、大容量の荷物室などが魅力だと伝えた。

 富裕層の多い中国での顧客への引き渡しが始まることで、ホンダにとっては大きな市場開拓となるだろう。中国の自動車市場でもホンダは人気だが、小型ビジネスジェット機の参入も、中国人からさっそく注目を集めているようだ。記事に対して、「ホンダはすごいな」と航空機事業にまで参入したホンダ社に感心する人や、逆に「ホンダとトヨタには、何かできないことがあるのか」という人もいた。

 また、日本の後塵を拝する中国を指摘して、「中国はいつになったらできるようになるのか」、「90年代にはバイク、00年には自動車、2020年を目前に今度は飛行機が日本から入ってきたが、中国はいずれも追いついたことがない」と嘆く人もいた。現在130機以上が世界で運用されているというホンダジェットだが、中国の富裕層の数を考えるとかなりの需要があるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)