日本に留学する中国人学生たちは日本で暮らしているうちに「日本の規則の多さ」に圧倒されることがあるというが、気をつけなければならないのはそれだけではないという。中国メディアの捜狐は2日、日本語学校に通う中国人留学生が「日本で暮らすうえで気をつけなければならないのは他者への配慮である」と紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本に来たばかりの留学生は大体「学校側が用意したアパートなどで集団生活をすることが多い」と指摘。これは、学生が寮生活をすることが普通の中国人学生にとっては驚くことではなく、特に気にも留めなかったであろう。しかし、日本では「規則を守るだけではなく、他者への配慮を忘れるとトラブルになる可能性がある」と指摘し、日本独特の文化に大きな衝撃を受けると主張した。

 続けて、トラブルの事例として、中国人学生たちが頻繫に1つの部屋に集まっていた際の例を紹介。学生たちは集まって食事をしたり、酒を飲んだりしていたのだろう。近所の日本人からは「毎晩にぎやかで羨ましい」と声をかけられたというが、この発言には「騒がしいから、静かにしてほしい」という意図があったと紹介した。後日、その部屋には近所から騒音の苦情で通報を受けて警察官が訪ねてきたと伝え、「自分たちの部屋なのだから騒いでも問題ない」というのが中国人の感覚なのだろうが、公共の場所で騒ぐわけでなくても、「隣人などへの配慮を忘れてはならない」のが日本だと紹介した。

 また、日本では夜の「10時を過ぎたら大きな音を出さないように、戸の開閉や足音、音楽のボリュームを下げ、掃除機や洗濯機などの使用も控える」など、契約の際には言われなかった「暗黙のルール」が沢山あると指摘し、中国人にとっては非常に堅苦しく感じられると紹介する一方で、これらは他人への配慮を忘れなければ問題ないはずだと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)