日本が韓国に対して半導体材料の輸出管理を厳格化し、さらには、ホワイト国(グループA)からも除外したことで、韓国では日本に対して激しい反発の声が上がっており、日本製品の排斥運動も行われている。日韓関係は近年、良好だった時期はないと言っても過言ではないほどだが、中国人から見ても日本と韓国がいつも対立しているのは不可解であるようだ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本と韓国の仲が悪い理由を考察する記事を掲載し、「日韓はなぜいつもいがみ合っているのか」と問いかける記事を掲載し、中国人の視点で考察した。

 記事はまず、日本と韓国は現在、貿易問題をめぐって激しく対立していると指摘し、韓国では「日本」という言葉を聞いただけで激怒する人も少なくないことを指摘。続けて、なぜ日本と韓国は対立してばかりなのかと疑問を提起し、対立の根底には両国の歴史問題があり、歴史に原因を見出すことができると伝えた。

 続けて、日本と韓国の間には長い交流の歴史があるが、とりわけ20世紀に入って日本が勢力を拡大するようになり、1910年の韓国併合から第2次世界大戦が終結した1945年まで、日本は35年にわたって韓国を植民地として扱ったと主張。戦争終結によって日本と韓国はどちらも米国の占領下となったが、そこに残ったのは「植民支配した国」と「植民支配された国」という遺恨だったと指摘し、この遺恨は1965年に「日韓基本条約」が結ばれた後も残り、今なお消えていないのだと指摘した。

 また記事は、日韓はどちらも米国の同盟国であり、2002年には日韓共同でサッカーワールドカップを開催したが、「ワールドカップは両国の深い溝を埋めるものとはならなかった」と強調。日本と韓国の関係は時代によって改善されることはあっても、基本的に「悪いまま」だと強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)