つい1カ月ほど前は「梅雨寒」の涼しさだった日本列島が、7月下旬から8月に入って一気に猛暑となった。強烈な日差しと熱風は立っているだけで人の体力を奪っていき、熱中症のリスクを高める。中国メディア・東方網は6日、猛暑の日本で見つけた暑さ対策のある発明品に感銘を覚えたとする記事を掲載した。

 記事は、夏の暑さを凌ぐべく人類はこれまで最善の努力を尽くし、さまざまな対策を打ち出してきたとしたうえで、その中でも「最も敬服すべきは日本人だ」とし、その発想力の高さを評価した。

 そして、先日日本を旅した際に、工事現場で働く作業員が長袖の作業服を着ており、その服が「まるでミシュランタイヤのマスコットキャラクターのように」膨張しているのを発見して不思議に感じたと紹介。よく見てみると、作業服に2つの小さな扇風機がついているのに気が付いたとしている。

 そのうえで、この扇風機付きの作業服は「空調服」と呼ばれるもので、内蔵電池で稼働するファンが涼しい風を着用者の全身に送るとともに、空気を循環させることで汗を効果的に蒸発させ快適に過ごすことができると説明。ファンを取り外せば服を洗うことができ、USBで手軽に充電できるというメリットも紹介したうえで「日本人の発想の豊かさに言及しない訳にはいかない」と伝えた。

 記事はまた、「空調服」以外にもソニーがクラウドファンディングサイトで「REON PECKET」という冷感製品を発表したことを併せて紹介。見た目はコンパクトなモバイルバッテリーのような形をしているが、専用のインナーシャツの首元にあるポケットに入れてスマートフォンで操作すると、首元を効果的に冷やすことができるとその機能を説明した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)