日本政府は2日、韓国を輸出管理で優遇措置を適用する「ホワイト国」(グループA)から除外することを閣議決定した。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこれに対し、「非常に無謀な決定だ」と非難、「われわれは二度と日本に負けない」と強気の発言をしている。中国メディアの今日頭条は2日、韓国メディアも強気で、「韓国の過去と現在、未来をかけて日本と対決する」よう国民に呼びかけているとする記事を掲載した。

 記事は、一部の韓国メディアが韓国国民に対し、「韓国には、血を流す一択しかない」と強く主張していると伝えた。なぜなら、今回の日本との問題は貿易問題にとどまらず「韓国の過去、現在、未来がかかっている」からだという。そのため、元徴用工問題は「日韓対峙のきっかけを作ったに過ぎない」と主張しているようだ。

 韓国には、「歴史は繰り返す」ことへの恐れがあると記事は分析。そのため、安倍首相に対する不満があると同時に、20世紀初頭に起きたことが再び生じるのではないかと不安に感じる人もいるのだという。しかし記事は、「今の韓国は100年前の韓国ではない」と指摘。いまや韓国は世界第11位の経済体であるため、安倍首相による挑戦的な姿勢に対し、「勝つにせよ負けるにせよ、引き分けになるとしても逃げずに真正面から勝負するしかない」と伝えたことを紹介した。

 また、現在の日韓問題は、広い意味で言えば2国間の問題ではないとも主張。これはアジア近隣国家の共同の問題でもあり、戦後、米国が世界を牛耳り、日本が米国の助手に、韓国が奴隷になってきたこの関係性を変えるときだと論じた。

 輸出規制第2弾の「ホワイト国」(グループA)からの除外は、韓国の態度をさらに硬化させたのは間違いなさそうだ。しかし、中国ではあまり強気な韓国に同調する人は多くないようだ。記事に対するコメントにも、一部には「気骨がある」と韓国を称賛する人もいたが、多くは「韓国はわずかな刺激ですぐに怒りを爆発させて、ふぐのようだ」という人や、「戦争に発展したら文政権が全責任を負うべき」といった意見が見られた。対岸の火事のためか、中国人にとってはどちらかと言うと他人事のようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)