仕事や留学のために日本で暮らす中国人の数は増加傾向にあるが、こうした中国人たちは日本で生活するうえで何か不満に感じる点はあるのだろうか。中国メディアの今日頭条は4日、中国人の視点で「日本で暮らすうえでの不満点」について考察する記事を掲載した。

 記事はまず、日本は自然環境が良く、医療のレベルが高く、食べ物は安心して口にでき、人びとは礼儀正しいなど、「暮らしやすい国」であるのは間違いないとしながらも、中国と比較すると「不満に感じる点がないわけではない」と主張。そして、中国人が不満に感じる点の1つ目として、「日本はモバイル決済の環境がまだ整備されていない」ことを挙げ、中国ではどこで何を買うにしてもスマートフォン1つで決済が可能であるのに対し、日本はまだ現金を持ち歩く必要があることを強調し、中国人からすれば面倒に感じると指摘した。

 続けて、中国では食事の出前サービスが広く普及し、どのようなものでも簡単に出前として取り寄せることができると指摘する一方、日本では出前サービスは大都市など一部のエリアに限定されていることを指摘。

 また、リアル店舗がネット通販に駆逐されるほどネット通販が普及している中国に比べ、日本ではネット通販は「買い物の楽しさや安さ」といった点で改善の余地があると主張した。そのほか、ネット通販と関係している点でもあるが、日本ではオフィスでも自宅でも不在時のロッカーや代理受け取りが未整備であるため、再配達を依頼するのが面倒であると論じた。

 そのほか記事は、日本のマンションやアパートは「音」に悩まされることが多く、遮音性が低いと指摘。他人の生活音が聞こえるだけでなく、自分の生活音にも気をつける必要があるのは煩わしいと指摘。また、ゴミの分別なども中国人からすれば面倒に感じることの1つだと指摘する一方、「日本で暮らす以上は日本の習慣を尊重し、郷に入りては郷に従う必要がある」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)