少子化に伴う人手不足に悩まされている日本では、自衛隊員の募集も困難になっているようだ。国民の自衛隊への関心を高め、入隊希望者を増やすために「萌え」を利用していることは海外でも話題となっているが、夏の時期を利用したアピールもあるという。中国メディアの今日頭条は29日、「日本の自衛隊は若者を引き込むために必死」と題する記事を掲載した。

 記事は、日本を「伝統文化と現代文化の混ざり合った国」と紹介。自衛隊の隊員獲得の方法にも、日本らしさが表れているという。それは、「各種イベント」だ。夏の間は週末を中心に、常にどこかの駐屯地近くで夏祭りや盆踊り大会、花火大会がひっきりなしに開かれている。ほかにも、コンサートやまちフェスタなどのイベントが多く開催されている。

 記事は、厚木市で行われたある祭りの写真が中国で話題となっていると紹介。縁起物の絵柄が描かれた祭の道具、提灯、さらには、飛行機の模型を持つ隊員と思われる若者がハッピを着て練り歩き、人々の注目を集めていて、「中国の獅子舞のようだ」と伝えている。

 記事の筆者は、日本人は祭好きだが、それにしても自衛隊の開催するイベントが非常に多く、力の入れ具合からは「それだけ人材の獲得に必死」なことが分かるとしている。

 自衛官の採用数は2017年度に4年連続で計画を下回り、防衛省は2018年に募集対象者の年齢上限を26歳から32歳に引き上げるなどの対策を取っている。実際にどれだけ効果があるかは分からないが、日本人が「祭好き」で、イベント開催が多くの国民に好評なのは確かなようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)