近年、海外のサッカークラブで活躍する日本人選手が増えている。スペインの名門クラブであるレアル・マドリードに完全移籍した久保建英選手のほか、鹿島アントラーズの安部裕葵選手のバルセロナ加入が決まるなど、ビッグクラブへの移籍も相次ぎ、日本のサッカー界に羨望の眼差しを向ける中国人は少なくない。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、スペインメディアが日本と中国のサッカー界における違いについて、「日本は優れた選手を相次いで輩出し、海外のクラブに輸出しているのに対し、中国は爆買いしかできない」と報じたことを紹介した。

 記事は、スペインメディアが「今年の夏は日本と中国が欧州で注目を集めている」と報じたことを紹介し、それは中国の上海上港にオーストリア代表のマルコ・アルナウトヴィッチ選手が移籍し、破談となったとされるもののレアル・マドリードのガレス・ベイル選手の中国行きが濃厚とされていたためだと紹介。また、日本が注目を集めたのは久保選手や安部選手の移籍が理由だと指摘した。

 続けて、中国のプロサッカーリーグであるスーパーリーグと日本のJリーグは「アジア有数のプロリーグ」であると指摘しつつ、両リーグの一方は「買い手」であり、もう一方は「売り手」という違った役割を持ち始めていると強調。スペインのクラブチームに所属する中国人選手は存在するが、その実力から「中国のサッカーのレベルはさほど高くないことがわかる」と指摘する一方で、中国のクラブチームはチャイナマネーを武器に世界の有名選手を何度も爆買いしてきたと紹介した。

 Jリーグについては、中国のように外国人選手を金で集めるようなことはしないが、優れた選手を海外のクラブに「輸出するプロリーグ」になっていると指摘。そして、久保選手と安部選手がスペインのビッグクラブに移籍したことはアジア全体の希望となるだろうと伝え、日本と中国のサッカーリーグは鮮明な対比をなしていると紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)