中国メディア・東方網は28日、昨年のドーピング検査妨害疑惑により韓国・光州で開かれた世界水泳選手権で外国の選手やメディアからバッシングを受けている中国の孫楊選手について、日本のコーチが救いの手を差し伸べたと報じた。

 記事は、同大会男子400メートル自由形の表彰式で、銀メダルを取ったオーストラリアの選手が金メダルを獲得した孫選手との記念撮影を拒むと、2日後の200メートル自由形の表彰式でも銅メダルの英国選手が表彰台に上がることを拒否する一幕があったと紹介。さらに、4×200メートル自由形リレーでも孫選手がブラジル選手から握手を拒まれたと伝えている。

 また、外国メディアが続々と孫選手に対して「薬物違反の疑いがある」とのバッシングを浴びせているとしたうえで、中国外交部の報道官が「スポーツの大会でこのような状況が生じた場合、国際的なスポーツ組織が規定に基づき処理するだろう」とコメントし、国際水泳連盟も孫選手を全力で支持するとの声明を発表したと紹介している。

 さらに、バッシングに晒されている孫選手に対して、競泳日本代表の平井伯昌ヘッドコーチが「孫は黄色人種共通の誇りだ」と孫選手を評価するとともに、今大会で孫選手と会うたびに自ら友好的な姿勢を示し、孫選手と抱擁を交わすシーンが見られたと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)