日本が4日から韓国に対して輸出管理を強化した3品目はフッ化ポリイミド、レジスト、高純度フッ化水素だが、韓国貿易協会によると日本への依存度はそれぞれ93.7%、91.9%、43.9%と非常に高いという。

 それゆえ今回の輸出管理強化は韓国にとって大きな打撃となっており、また、韓国ではこうした原材料を国内生産するムードに満ちているが、韓国には悔やんでも悔やみきれない事情があるようだ。中国メディアの今日頭条は22日、韓国企業は8年前にすでに高純度フッ化水素を製造する技術の特許申請を行っていたが、商用化の機会がなかったと紹介した。

 記事は韓国メディアの報道を引用し、韓国の機械メーカーが2011年7月に高純度フッ化水素の製造特許を韓国国内で申請し、13年9月に特許を取得したことがわかっていると紹介。特許申請された製法ではフッ化水素中の不純物濃度は10億分の1程度で、特殊な状況下で100億分の1まで減らすことができるが、韓国半導体企業が日本から輸入しているフッ化水素の不純物濃度はほとんどが100億分の1レベルであると紹介した。

 また、半導体業界の関係者は、業界はこれまで日本のフッ化水素よりも高純度の製品を使用したことがないため、韓国国内で製造するフッ化水素の不純物濃度を100億分の1レベルにまで減少させられる可能性がどれくらいあるかについて現段階では全くの未知数で、まず半年以上のテストが必要だと論じた。

 つまり、もし8年前に韓国企業の特許技術が商用化されていれば、この技術への更なる研究投資を経て、現在では不純物濃度100億分の1レベルのフッ化水素製造が可能になっていたかもしれないが、関係者によれば特許申請した当時、商業生産や販売の機会が全くなかったという。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)